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社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。
自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」いよいよ開校です!

 

第1回 遊廓と三業地

遊廓は娼婦たちの囲われた一廓である。1958年の売春防止法施行まで日本中に存在した。その遊廓跡地を訪ねて全国を歩いた女性が昨年本を出版した。彼女を講師に迎え遊廓跡地歩きの醍醐味を語ってもらう。

後半は三浦による三業地の解説。三業地とは料亭、芸者置屋、待合の3つの業種からなる花街である。全国至る所に1920年代を中心に誕生した。現在も往時の名残をとどめているところがある。東京都内を中心に多くの三業地跡や赤線跡を歩いてきた三浦による多数の写真を使った講演を行う。

取り上げる町 大森、五反田、品川、白山、中野新井、麻布、平井、小岩、新小岩、北千住、大塚、二子玉川、尾久、円山町、立川、八王子、青梅、亀戸、洲崎、玉の井、鳩の街、松戸など(予定)

警視庁が作成した映画「赤線」を上映予定

●三浦展の「体験文化論」|第1回 遊廓と三業地
日時:5月31日(金)19:00〜20:30
場所:空き家文化会館
(杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6)
参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。
※ビール販売あり〼

内容:

講演1
19:00開演
演題 全国遊廓跡地探訪 講師 花房ゆい

講演2
19:30開演
演題 三業地とは何か? 講師 三浦展
映画「赤線」上映
20:00質疑
20:30終了 その後有志の懇親会あり

参加申込:以下内容を記載のうえ、 jamamotocapisa@yahoo.co.jp までメールをお願いします
(お名前/メールアドレス/電話番号/同時申込者のお名前とメールアドレス)
問い合わせフォーム不通のため、一時的に事務局スタッフの個人メールとなっています

 

●三浦 展
みうら・あつし/1958年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年 カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市,郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。
著書に80万部のベストセラー『下流社会』のほか、主著として『第四の消費』『ファスト風土化する日本』『家族と幸福の戦後史』。都市関係では『都心集中の真実』『東京は郊外から消えていく!』『昭和の郊外』『スカイツリー東京下町散歩』『中央線がなかったら』『吉祥寺スタイル』『高円寺 新東京女子街』『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』など。また『東京高級住宅地探訪』『東京田園モダン』『昭和「娯楽の殿堂」の時代』『娯楽する郊外』などの著作により東京圏のあらゆる街を調査し最後に一冊にまとめる野望あり。