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2019年5月
北海道・札幌で生まれ、降る雪にインスピレーションを受け、独学で紙を折りはじめたという『ORITO』品田美里さん。 札幌の祖父母の家をアトリエとして引き継ぎ、月に一度「紙宵(かみよい)」という催しをしているんだそう。紙の陰影がキレイにみえる宵の時間、という意味でつけられた「紙宵」。ORITOの陰翳インスタレーションの実験の場としてはじまったそうです。 この会は紙を折るもよし、軽食をつまむもよしの、気ままでゆったりとしたもの。 なによりも、ここでおしゃべりしていると、お互いの心をより深く知ることができるんだとか。 今回は、札幌のアトリエそのままに! とはいきませんが、空き家文化会館をとても面白がってくれていて、「ここだからできることを」と提案してもらいました。 ――地べたに座って、和紙の質感を感じながらじっくりと紙を折る体験なんてどうでしょう――? ここのところ地べたに座ってなにかに熱中するなんて、ここのところやってないかも? 紙折り体験では、15センチ角の幾何学デザインシートを作ります。 会期中の空き家文化会館は、『ORITO』のランプホルダーや小さなテーブルランプを使って、紙を通したやわらかな光に包まれる予定です。 品田さんからのメッセージです。 「和紙を折ると、不思議と心地よく集中できるんです。あの気持ちよさを体験してほしいなあと思って、ワークショップをはじめました。瞑想に近い感覚ですので、ぜひ癒されに来てほしいです」 忙しない日常から、ちょっとだけ非日常へ。 ぜひ体感しにいらしてください。 北海道の有名カフェではたらいていた経験もある品田さん。彼女が淹れる珈琲は絶品です! 今回は、特別に北海道からコーヒー豆を持ってきてくださいます。 北海道のアトリエでの「紙宵」をマネした軽食とコーヒーもお楽しみいただけます。 ランプシェードとアクセサリーの展示・販売は随時行っています。 photo by Kazutoshi Takeishi 【日時】
さらに詳しく今回、空き家文化会館にやってくるのは、「ちいさな、風土スタンド」。 イメージしていただきたいのは、文化会館や劇場にあるちいさな売店。 気のいいおかあさんがちゃきちゃきと働いていて、開演前には落ち着いて座席でお目当ての催しを楽しめるように、確実に仕事をこなしていく。 機敏な動きをするおかあさんみたいにはいかないけれど、とにかくあったかい味噌汁だけは用意しておきます。 5月限定で水曜日だけ、味噌汁スタンドやってみます。 時間になったら、ただいるだけ。 いらしてね。 店主・あずあず 【日時】 5月15日(水)19:00〜21:30 5月22日(水)19:00〜21:30 5月29日(水)19:00〜21:30 【プロフィール】 山本梓●やまもと・あずさ 編集者/文章を書く人/ときどき古本屋。 1985年、東京都生まれ。雑誌の編集を経て、独立。フーテンの寅さんにあこがれている。日本各地の友人におすすめの品を手配してもらう物産展「ちいさな、風土展」や「ちいさな、風土酒場」を勝手に開催。『アズアズ書房』という屋号でたまに小商いをする。夢は、森の中のおばあちゃんラジオDJ。 ブログ http://jamamotocapisa.goat.me/ 【会場】 空き家文化会館 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-8-6
さらに詳しく今回、空き家文化会館にやってくるのは、「ちいさな、風土スタンド」。 イメージしていただきたいのは、文化会館や劇場にあるちいさな売店。 気のいいおかあさんがちゃきちゃきと働いていて、開演前には落ち着いて座席でお目当ての催しを楽しめるように、確実に仕事をこなしていく。 機敏な動きをするおかあさんみたいにはいかないけれど、とにかくあったかい味噌汁だけは用意しておきます。 5月限定で水曜日だけ、味噌汁スタンドやってみます。 時間になったら、ただいるだけ。 いらしてね。 店主・あずあず 【日時】 5月15日(水)19:00〜21:30 5月22日(水)19:00〜21:30 5月29日(水)19:00〜21:30 【プロフィール】 山本梓●やまもと・あずさ 編集者/文章を書く人/ときどき古本屋。 1985年、東京都生まれ。雑誌の編集を経て、独立。フーテンの寅さんにあこがれている。日本各地の友人におすすめの品を手配してもらう物産展「ちいさな、風土展」や「ちいさな、風土酒場」を勝手に開催。『アズアズ書房』という屋号でたまに小商いをする。夢は、森の中のおばあちゃんラジオDJ。 ブログ http://jamamotocapisa.goat.me/ 【会場】 空き家文化会館 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-8-6
さらに詳しく社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」いよいよ開校です! 第1回 遊廓と三業地 遊廓は娼婦たちの囲われた一廓である。1958年の売春防止法施行まで日本中に存在した。その遊廓跡地を訪ねて全国を歩いた女性が昨年本を出版した。彼女を講師に迎え遊廓跡地歩きの醍醐味を語ってもらう。 後半は三浦による三業地の解説。三業地とは料亭、芸者置屋、待合の3つの業種からなる花街である。全国至る所に1920年代を中心に誕生した。現在も往時の名残をとどめているところがある。東京都内を中心に多くの三業地跡や赤線跡を歩いてきた三浦による多数の写真を使った講演を行う。 取り上げる町 大森、五反田、品川、白山、中野新井、麻布、平井、小岩、新小岩、北千住、大塚、二子玉川、尾久、円山町、立川、八王子、青梅、亀戸、洲崎、玉の井、鳩の街、松戸など(予定) 警視庁が作成した映画「赤線」を上映予定 ●三浦展の「体験文化論」|第1回 遊廓と三業地 日時:5月31日(金)19:00〜20:30 場所:空き家文化会館 (杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6) 参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。 ※ビール販売あり〼 内容: 講演1 19:00開演 演題 全国遊廓跡地探訪 講師 花房ゆい 講演2 19:30開演 演題 三業地とは何か? 講師 三浦展 映画「赤線」上映
さらに詳しく2019年6月
社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です! 第2回 下町歴史研究序説 講師:三浦展 東京の下町というとどこを思い浮かべるだろうか。最も多いのは浅草だろう。しかし浅草は本来の下町ではない。東京の拡大と共に下町も拡大し、今では足立区も江戸川区も下町と呼ばれるが、一体いつからどうして下町は拡大したのか。かつての農村、漁村地帯が近代化により工場、遊廓、赤線の集まる下町へと変貌を遂げる歴史を概観する。 映画「赤線」の上映もあります。 ●三浦展の「体験文化論」|第2回 下町歴史研究序説 日時:6月8日(土)15:00〜17:00 場所:空き家文化会館 (杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6) 参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。 ※ビール販売あり〼 参加申込:以下内容を記載のうえ、 空き家文化会館HPのお問い合わせフォームから (お名前/メールアドレス/電話番号/参加希望する講義/同時申込者のお名前とメールアドレス) ●三浦 展
さらに詳しく社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です! 今回は、出張中の三浦さんに代わって、スペシャル講師をお呼びしました。 第3回 渋谷センター街ギャル30年史 講師:柳内 圭雄 安室引退、あるいは社会学者・久保友香の『「盛り」の誕生 女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識』が出版されるなどギャルは今平成史の1つとなり、再び注目されている。講師の柳内さんはみずからチーマーだったバブル時代からセンター街のギャルを手始めに女子高生マーケティングを30年間続けてきた。おそらくインタビューしたギャルは5000人を超えるだろう。今彼はその経験を踏まえて東京ギャル30年史を書こうとしている。その概要を豊富な写真とともに話していただく――。(三浦展) 日経平均最高値をつけた平成元年からバブルの崩壊、2つの大震災、リーマンショックとといった平成の歴史を振り返る中で、若者の歴史を振り返るには「渋谷」という街が欠かせない。 アムラー、カリスマ店員、ギャルサー、ギャル男など様々な文化を生み出し、コミュニケーションの場になった街について、どのような歴史と変遷があったのか。 定量データや過去資料によって過去30年を振り返り現在と比較するとともに、かつて渋谷で過ごし、輝いていた元若者40人にインタビューを行い、証言を元に渋谷を紹介・分析する。(柳内圭雄) ●三浦展の「体験文化論」|第3回 渋谷センター街ギャル30年史 日時:6月22日(土)15:00〜17:00 場所:空き家文化会館 (杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6) 参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。 ※ビール販売あり〼 参加申込:以下内容を記載のうえ、 空き家文化会館HPのお問い合わせフォームから
さらに詳しく2019年7月
社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です! 第4回 阿佐ヶ谷住宅の歴史的意義 講師:志岐祐一 杉並を代表し、戦後日本住宅史の花と呼ばれる住宅地・阿佐ヶ谷住宅。 惜しくも近年マンションに建て替わったが、阿佐ヶ谷住宅を設計した津端修一夫妻の日常を記録した映画「人生フルーツ」は数年にわたり日本中でロングランを続けている。まさにあの映画で見られる夫妻の生活、価値観が作品として結晶したのが阿佐ヶ谷住宅なのだ。 三浦は2000年に阿佐ヶ谷住宅を初めて訪れ感動し、東大教授・大月敏男とその友人たちに阿佐ヶ谷住宅の研究を依頼し『奇跡の団地・阿佐ヶ谷住宅』という本にまとめた。同書の共著者であり、同潤会からURまでのあらゆる団地の精通した建築家である志岐祐一氏が阿佐ヶ谷住宅の歴史的意味を語る。 ●三浦展の「体験文化論」|第4回 阿佐ヶ谷住宅の歴史的意義 日時:7月6日(土)15:00〜17:00 場所:空き家文化会館 (杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6) 参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。 ※ビール販売あり〼 参加申込:以下内容を記載のうえ、 空き家文化会館HPのお問い合わせフォームから (お名前/メールアドレス/電話番号/参加希望する講義/同時申込者のお名前とメールアドレス)
さらに詳しく社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です! 第5回 定期借地権による空き家活用 講師:株式会社アークブレイン代表・田村誠邦 東京の人口増加で古くからの良好な住宅がどんどん壊されていく。どうにかならないのだろうか。 講師の田村誠邦氏は、文京区にある求道学舎リノベーション住宅のプロデュースで知られる。 求道学舎は、近代建築の巨匠・建築家武田五一の設計により大正15年に建てられた学生寮『求道学舎(きゅうどうがくしゃ)』を、美しく個性的な歴史的建物として後世まで残していくため、リノベーションし、平成18年春、コーポラティブ住宅方式に生まれ変わったものだ。様々な方法を駆使して街の歴史的資産である昭和の住宅を残し、活かす方法を探る。 ●三浦展の「体験文化論」|第5回 定期借地権による空き家活用 日時:7月13日(土)15:00〜17:00 場所:空き家文化会館 (杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6) 参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。 ※ビール販売あり〼 参加申込:以下内容を記載のうえ、 空き家文化会館HPのお問い合わせフォームから (お名前/メールアドレス/電話番号/参加希望する講義/同時申込者のお名前とメールアドレス) ●田村誠邦 たむら・まさくに/株式会社アークブレイン代表取締役
さらに詳しく社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です! 第6回 1966〜73年ジャズとロックの影響史 講師:三浦展 2016年に西荻タスカフェで開催され好評を博した音楽文化史講義。 ロックミュージックの創生とそれがジャズに与えた影響、そしてまたマイルスらの巨匠がロックに再度与えた相互影響の歴史をDVD映像で振り返る! ●上映予定 ロックの影響前 1 マイルス・デイヴィス 1964年のライブ クールで都会的な演奏をまず見る ロックの誕生 2 ピンクフロイドとエマーソン・レイク・アンド・パーマーの初期のライブ 3 ジミ・ヘンドリックス 1969 ウッドストックライブ 歴史的演奏・星条旗よ永遠なれ他 ロックのジャズへの影響 4 マイルス・デイヴィス 1970 ワイト島ライブ 人類音楽史上最高の名演の一つ!! ロックのジャズの融合 5 ジョン・コルトレーン 1964年のマイフェバリットシングス まるでロックのように激しいライブ 6 シカゴ 1973 ライブ ジミヘンが俺より上手いと言ったテリー・カスの名演 7 サンタナ 1973 武道館ライブ マイルスとコルトレーンから影響を受けかつマイルスを超えた名演 8 マハヴィシュヌ・オーケストラ 1974 モントルーライブ 9 マイルス・デイヴィス 1975 大阪ライブ CD
さらに詳しく社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。 自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です! 第7回 若尾文子論〜戦後女性像の転換点 講師:三浦展 featuring 花房ゆいトークショー(若尾文子ファン、遊廓探訪家、第1回空き家文化会館体験講座「遊郭と三業地」講師) 悪女、お色気女優のイメージが強い若尾文子だが、実はそうではない。戦前の耐える女から戦後の自立した女への架け橋となる女性を演じたのが若尾文子なのだ。若尾映画を60タイトル以上を見た三浦による画期的若尾文子論。選りすぐった名場面をつなぎながら、若尾文子の本当の魅力に迫る!! かつ若尾文子の魅力を120%引き出した増村保造が30代を過ぎた若尾ではすでに演じることが困難になった女性像を、浅丘ルリ子、緑魔子、渥美マリらの女優に託した様子も映像と共に解説。 ●上映予定 妻は告白する 夫が見た からっ風野郎(三島由紀夫と共演) 女は二度生まれる 耳をかみたがる女 祇園囃子 女体(浅丘ルリ子) 大悪党(緑魔子) でんきくらげ(渥美マリ) 他 ●三浦展の「体験文化論」|第7回 若尾文子論〜戦後女性像の転換点 日時:7月27日(土)15:00〜17:00 場所:空き家文化会館
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