

三浦展の「体験文化論」|第7回 若尾文子論〜戦後女性像の転換点
2019年7月27日 -15:00〜17:00
| 3000円社会デザイン研究者として、あらゆる街の動向を見続けてきた三浦展さん。
自身も杉並区在住で、中央線の銭湯めぐり、映画館めぐりも楽しむ三浦さんによる連続講座「体験文化論」です!
第7回 若尾文子論〜戦後女性像の転換点
講師:三浦展 featuring 花房ゆいトークショー(若尾文子ファン、遊廓探訪家、第1回空き家文化会館体験講座「遊郭と三業地」講師)
悪女、お色気女優のイメージが強い若尾文子だが、実はそうではない。戦前の耐える女から戦後の自立した女への架け橋となる女性を演じたのが若尾文子なのだ。若尾映画を60タイトル以上を見た三浦による画期的若尾文子論。選りすぐった名場面をつなぎながら、若尾文子の本当の魅力に迫る!! かつ若尾文子の魅力を120%引き出した増村保造が30代を過ぎた若尾ではすでに演じることが困難になった女性像を、浅丘ルリ子、緑魔子、渥美マリらの女優に託した様子も映像と共に解説。
●上映予定
妻は告白する
夫が見た
からっ風野郎(三島由紀夫と共演)
女は二度生まれる
耳をかみたがる女
祇園囃子
女体(浅丘ルリ子)
大悪党(緑魔子)
でんきくらげ(渥美マリ) 他
●三浦展の「体験文化論」|第7回 若尾文子論〜戦後女性像の転換点
日時:7月27日(土)15:00〜17:00
場所:空き家文化会館
(杉並区阿佐ヶ谷南3-8-6)
講師:三浦展、花房ゆい
参加費:3000円(税込)※現地でお支払いください。懇親会費は別です。
※ビール販売あり〼
参加申込:以下内容を記載のうえ、
空き家文化会館HPのお問い合わせフォームから
(お名前/メールアドレス/電話番号/参加希望する講義/同時申込者のお名前とメールアドレス)
●三浦 展
みうら・あつし/1958年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年 カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市,郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。
著書に80万部のベストセラー『下流社会』のほか、主著として『第四の消費』『ファスト風土化する日本』『家族と幸福の戦後史』。都市関係では『都心集中の真実』『東京は郊外から消えていく!』『昭和の郊外』『スカイツリー東京下町散歩』『中央線がなかったら』『吉祥寺スタイル』『高円寺 新東京女子街』『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』など。また『東京高級住宅地探訪』『東京田園モダン』『昭和「娯楽の殿堂」の時代』『娯楽する郊外』などの著作により東京圏のあらゆる街を調査し最後に一冊にまとめる野望あり。