地域の資源をリリーフできる?(まずは「お試し」で。)
日野市旭が丘。町内会を中心としたチームが空き家など地域資源を活かしつつ、まちの課題に向き合おうとしています。高齢化して空き家も増える、でも売却されて新しい家が建つと地域に関わりが少ない住民も増えて行く。だから例えば「餅つき大会」をやれば人は来るのに、担い手が増えるわけじゃない。人はいるのに、「隣人」は減っていく。
空き家、空き地、町内会の施設など、地域にある資源を活かし直して、自分たちが隣人として、暮らしていける地域を作ろう。
まち暮らし不動産は、このチームの支援をしています。
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そのなかで、チームは町内のKさんと出会いました。
これまで数年のあいだ、「さざんか」という名前で住み開きをしてきた方。当時、空き家になりそうだった戸建住宅を大家さんから個人で借り受けてきました。
そう。Kさんは「空き家予防」していたわけです。
Kさんはご友人たちと一緒に、お仕事とも両立しつつやってきたのですが、場を開き続けるって結構大変で。「そろそろ仕舞い時かな・・・」とも考え始めていて。
それならば。
個人がはじめた
「地域に集いの場を作りたい」というピュアな思いを、
地域でリリーフすることができないか。
まずは、お試しで。
チームが「さざんか」さんをお借りして、自分たちが「集いの場」を作れるかチャレンジしてみることにしました。
個人の住み開きや、空き家を活かした取り組みは、最初は楽しいことの方が多いけど、いざ「とじる」時には、その個人がひとりでひっそり、終えていたりする。そこが一番、大変だったりするのに。
さざんかさんを、地域はリリーフできるのか。
とじるにしても、Kさんが「やってよかったな。最後は楽しかったな」って思ってもらえるかどうか。
チームの挑戦は、始まったばかりです。
(当日は、まち暮らし不動産も現地にいます)
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