それぞれの暮らしによりそって部屋探しをお手伝いしたいと考えています。どこで?家賃は?広さは?ほしい「条件」をならべていけば、理想の部屋がみつかるかというとそうでもないようです。
そもそも、あれもこれもと「条件」通りの部屋はなかなかないのが現実ですし、一長一短あるのがあたりまえ。その中から、ひとつを選ばないといけないのですから、悩みます。
まち暮らし不動産では、条件のまえに「どんな暮らしがしたいですか?」をたずねることからはじめます。
どんな暮らし??といわれて、すぐに答えられる人はあまりいません。考えてもみなかった、という人もいます。
でも、暮らしについてすこしづつたずねていくと、「条件」からはみえないほんとうに大事なことがみえてきます。
対話だけでは、なかなかイメージができないことも多いので、「条件」にあった部屋をみにいきます。そこでヒアリングをしたり、じっくり自分の暮らしをイメージするために見学中に寝転んでみたり、座ってみたり。ふと気づいたら、1時間も部屋にいたなんてこともあります。
感じたことの整理に手書きの比較表をつくって検討もします。比較表の検討項目はそれぞれちがいます。暮らしはほんとうに人それぞれです。
結果、新築ピカピカの家が欠かせないと思っていたけど、じつは広さのほうが大事だったとか、2階以上でないとだめとおもっていたけど、庭の眺めがあるなら1階でもよかったんだ、と最初にならべた「条件」のなかから大事なことがみえてきます。
ここまできて、やっと「条件」が活きてきます。
あとは大事な「条件」から物件を探すだけ。それでも、すべてOKとはなかなかいかないものなのですけどね・・・。(しのはら)
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